Niebaum Coppola

東京ミッドタウンで飲んだ味が忘れられず,探しまくってCoppolaのRossoを2本,奇跡的に手に入れた.日本の通販ではほとんど売り切れで手に入れることができない.もう通販で手に入るラスト2本だったように思える.

ワインというと酸味があり,料理とあわせないとおいしくない,引き立たない.というのが私の今までの意見だったが,去年カリフォルニアの Napa というところでワインめぐりをしたときから,少しずつ意見が変わってきた.

特にカリフォルニアワインは私の口に合う.フランスはだめ.イタリアはトスカーナ産なら割と好き,くらいだ.とはいえ,テーブルワインをほんの少しの種類しか試していないので,ひょっとするとフランスやイタリアにも口に合うワインがあるかもしれないが.

それにしてもカリフォルニアワインはおいしい.2000円程度のワインでも,私の感覚だと極上の感じがするのだ.なぜだろう?

その答えは,どうやら葡萄の品種にあるようだ.Coppolaは主に Zinfandel という種の葡萄からできたワインである.この Zinfandel が私にぴったりに違いない.Zinfandel のうんちくを調べてみると,どうもはるか昔にアメリカに持ち込まれた種の葡萄で,カリフォルニア特有の種であるようだ.

Coppola は酸味が少なく,スパイシー(フルーティー?)でコクが強い.料理がなくても十分楽しめる,味わいのある感じだ.

しばらくは Zinfandel を中心にワインにはまってしまいそうである.ワインセラーが,本気でほしい.

レストランでこだわりの一本を注文できるようになりたいなぁ.