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ごぼぼ

いつしか研究室のコアな作業を淡々とこなす役を果たしている自分です.

前にも書いた気がしますが,今私が管理しているプログラムはCPUを自動生成するプログラムなのです.ただのプログラムと違うんです.プログラム動かして「やったぜ」の世界じゃないんですよ.そう,それはハードウェア・コンパイラを作っているようなもんです.

プログラムが動かなくてもだめだし,出てくるプロセッサが合成できなくてはだめ,合成できても動かなくてはだめ.動いたプロセッサの性能が悪くてもだめ.

けっこう知識,考察力,技術,経験を使います.

こんな辛い作業はありません.

でも最近その辛い作業を緩和する方法を編み出しました.

名づけて「脳内なりきりブラックジャックごっこ」です.

依頼主「先生!助けてください!」

仮想ぴのこ「ちぇんちぇい,ばぐなのさ」

BJ俺「なんだって? 患者をCADサーバーへ運べ,診察する.ぴのこ,リモートでModelSimの用意.」

仮想ぴのこ「はい,ちぇんちぇい」

BJ俺「むぅ・・・,こいつぁ重症だぞ.根本的なプロセッサ・モデルの問題だ.」

仮想ぴのこ「なおゆ?」

依頼主「お願いします,どうかこれを直してやってください!」

BJ俺「ふふふ,私の手術は高いぞ・・・ 時給xxxx円はいただこう!

依頼主「せ,xxxx円?!

BJ俺「ああそうだ.びた一文負けない.xxxx円だ.場合によってはそれ以上いただく.」

依頼主「しゅ,手術時間は・・・?」

BJ俺「ざっと15〜20時間といったところだな.」

依頼主「わ,分かりました.お金は一生かかっても作ります.これを,こいつを直してやってください!

BJ俺「ふっ,いいだろう・・・緊急オペだ! ぴのこ,Emacsの用意を.」

いや,こういう風に考えないとやってらんないんですよ.しんどいし.