バイクのエンジンは回すように作られている

そういえば,私が「普段レッドゾーンあたりまで回す(19000くらい?)」って言うと大抵「頭おかしい」っていう反応が帰ってきて一度も共感を得られたためしがない.折角だし,テスト勉強も飽きていたところなんでその辺も語ってみようと思う.

たしかに,車でそんなに回したら頭おかしいと思う.っつーかNAでもそんなに回らないと思う.たしかHONDAのシビックタイプRが9000回転だったはず.

でもバイクのエンジンってのは,高回転で安定するように作られているっていうことをしばしば耳にする.馬力を稼ぐためだ.だから高回転エンジンは低排気のバイクに多い.それに高回転のほうがエンジンのブレが少なくなる.逆に高回転で設計されているのでずっと低回転だとエンジンに悪いということを付け加えておこう.私の乗り方は別に間違ってない.

私の愛車CB-1はCBR400RRのエンジンそのものを積んでいるので13000で最高馬力53が得られるようになっている.だから14000くらい回してナンボなわけだ.

でもレッドゾーンまで回すのはどうか,と思うだろうか?

回したくなる理由があるのだ.CB-1は10000辺りから劇的にセクシーな悲鳴を上げ始める! 高回転を維持したままギアを上げていく快感はやってみないとわからないと思う.

普段6000くらいしか回さないという人がいれば,ぜひやってみたほうがいい.自分の愛車の違った一面が見えてくる.

そう,それはまるでF1の音みたいな.

F1で現在言われている最高エンジン回転数は1万7000回転らしい.回転数で言えば同じくらいだから,まぁ似たような音がしても不思議ではない.

ああ,ガスタービンバイク乗りたい.乗りたい乗りたい乗りたいーーーー